#09
東京イチバ大学

今日は、先日、2月23日 土曜日
表参道ヒルズ スペースオーで1日限りで開校した
「東京イチバ大学 supported by J-WAVE LOVE MARCHE」の模様をお届けしました。

今回のイベントは、より多くの人たちに
市場と自分の生活とのかかわりに気づいてもらいながら、
東京との市場の役割や機能についてさらなる理解を深めて頂くことを目的に開催されました。

会場内には、東京の市場を分かりやすく写真で紹介する「11の市場写真展」や、
現在整備を進めている豊洲新市場について解説した
パネル展示があり、熱心に見ている方も多かったですよ。

そして、今回、ステージエリアでは、
「歴史」「社会」「家庭科」の3教科に分けて市場の仕組みや歴史、
豆知識などについて学べるレクチャーが行いまして、
渡部さんも東京イチバ大学の学長として、
J-WAVE『RENDEZ-VOUS』のナビゲーターでもあるレイチェル・チャンさんと 司会を務めていました。

まず、東京イチバ大学開校宣言を務めたのは、
東京イチバプロジェクトの総合プロデューサー小山薫堂さんです。

「僕がいつも言っていることは、美味しいと思う気持ちは感情移入から始まると思っています。
やはり食べるもの、作った人への思いが芽生えることでさらにおいしくなる。
そういう意味では最良の調味料だと思っています。 普段作ってくれる人に感謝することはあると思うんですが、
その先、食材を生産する人の間に市場という存在があって、
その市場をより深く知ることがおいしさにもつながるのではないかと思います。
それでは、東京イチバ大学開校します。」

そして、レクチャーは、
「社会」は、食の専門雑誌『dancyu』の編集次長・植野広生さん、
「歴史」は、 市場の文化団体 銀鱗会 福地享子さん、
「家庭科」は、 銀座 ろくさん亭の道場六三郎さんが担当されました。

現在82歳という道場さんは、今でも市場に通っているんです。
そんな道場さんに、市場への思いについて語って頂きました。

「やっぱり市場に行かないと魚が見れないからね、市場にはいきますよ。
一番腹が立つのは、若い衆は電話で注文すること。 電話で魚は見られないだろうって僕は思うんです。
市場に行くと旬が分かりますし、市場に行かないと仕事にならないんですよ。
献立をたてる時に、あれがあった、これがあったって献立が浮かぶんですよ。
こういうおいしいものがお口に入るというのは、生産者がいて、運ぶ人がいて、
届けてくれる人がいるんで、こういったものが食べられるんでそういう人には感謝です。
僕は最近、イチバ六三郎って呼ばれているくらい、市場に行っていますよ。」

道場さんには、このあと、書道パフォーマンスをして頂いたんですが、
「市場に感謝」という文字を書かれていました。

そして、この書は、お札にして、会場にいらしたお客さんにプレゼントしました。

さて、前半のレクチャーが終わり、この後は、
レイチェル・チャンさんの司会で
「いちば食育応援隊」による「イチバからの育みセミナー」が行われました。
イチバの最前線で活躍する市場のスペシャリストとして、

お魚の巨匠 築地市場 水産仲卸 粟竹俊夫さん
野菜・果物の巨匠 世田谷市場 青果仲卸 本間惇さん
お花の巨匠 葛西市場 花き卸 酒川満夫さんにお話を伺いました。

野菜くだものの巨匠、本間さんの回では、お客さんと一緒にクイズも行って
会場にいらしたみなさん、積極的に参加されていました。

今回は、本当にたくさんのお客さんにお越しいただいたんですが、
会場にあったメッセージボートには、
「おいしいものを食べられるのも、きれいなお花を飾られるのも
市場と関わる人々のおかげだと感謝の思いを強く感じました」とか、
「安心・安全に感謝」、「4月から市場で働きます。やる気が出ました!」…など
ご来場いただいたみなさんから、たくさんのメッセージが寄せられていました。

改めて市場の大切さを感じることができたイベントだったのではないかと思いますが、
ご来場いただいたみなさんは、いかがだったでしょうか。

これからも、番組では、市場の魅力についてご紹介していきますので、
少しでも、市場を身近に感じて頂けたら嬉しいです!