#08
世田谷市場

今日、ご紹介するのは… 世田谷市場 です。

世田谷市場は、東急田園都市線 用賀駅から東急バス「美術館」行に乗り「美術館」を下車してすぐのところにある市場です。
野菜とくだものの【青果】と、花、【花き】を取り扱っていて、なかでも、珍しい一点もののお花や、高級な野菜やくだものもそろっています。

世田谷市場は、東京都中央卸売市場に5箇所ある花き市場では一番新しく、花き部が配置される再整備工事に併せて、雨の水の再利用装置や太陽光発電装置など、最先端設備を備えていて、周辺環境や省資源・省エネルギーに配慮した市場となっています。

そんな世田谷市場では、去年の4月から“プチ活性化委員会”という取り組みを行っています。

どんな取り組みなんでしょうか、
世田谷市場 業務管理係長 渡邊邦彦さんにお話を伺いました。

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「世田谷市場の内部には、42団体あるんですが、青果物、花きの卸売り業者さんや仲卸業者さん、資材や飲食店などを販売している関連事業者さん、野菜やお花を買いにくる売買参加者のみなさん、信用金庫などの様々な団体が入っているんですが、そのすべての団体を対象として、毎週一品ずつ今週のおすすめということで、各団体がおススメする品物などを紹介するビラを毎週月曜日に発行していて、それをエレベーターに掲示をするということになっています。例えば、青果の仲卸さんであれば、旬の野菜やくだもの、お花であればシーズンのお花を紹介したり、2月4日に発効したものはフラワーバレンタインが近いということで、「チョコレートパール・ファレノ」というランを紹介しました。」

世田谷市場に関わる団体さんが、その時にオススメのものをビラにして紹介するということでお話にあった、「チョコレートパール・ファレノ」は、珍しいチョコレート色のランということなんです。

世田谷市場で作っているビラが、今、手元にもあるんですが、ちなみに、今週の月曜日に発行されたものは、2つの旬の野菜が紹介されています。

1つは、静岡県伊豆産の「花わさび」。
花を咲かせる前のつぼみ状態の若いわさびを収穫したもので、春の訪れを告げる食材1つとなっています。

もう1つは、長野県信州戸隠産の「行者にんにく」といって、修行をする行者が厳しい修行に耐えるために食べたといわれる山菜で、スタミナや活力に役立つといわれています。

毎週、おススメの品を紹介する“プチ活性化委員会”が始まって、世田谷市場は、どんなふうに変わっていったのかについても伺いました。

「世田谷市場には42の団体が入っておりまして、みんなで世田谷市場を構成しているんだということを再認識して団体間のコミュニケーションを向上させようということで、場内からまず活性化していこうということで、自分たちの内部から活性化しなければ、外部に向けても何もできませんので、まずは内部から活性化していこうということで始めました。」

世田谷市場では、“プチ活性化委員会”が始まり、情報をビラにして公けにすることで、例えば、旬の野菜の情報が載っていると、花の担当の方たちが、青果に興味を持つようになったりと、縦だけではない、横のつながりができるようになったんだそうです。

世の中を活性化するためには、まず、場内は活性化すること。
そのためには、市場全体がつながりを持つというのが、はじめの一歩なのかもしれません。

今回、ご紹介した世田谷市場では、2月23日 土曜日 夜6時から『花の力 for Japan 2nd』(http://hananochikara.org/press_2n/)という東日本大震災 復興支援チャリティイベントを行います。

有名フラワーデザイナー 7人がお客さんの目の前で花を活ける「花いけバトル」を開催したり、市場ならではのフラワーオークションも行います。